つれづれ雑記
いちばんのり(2001/4/1) |
赤いチューリップでした。 去年はは何十球かずつのセットで買ったので、特に バリエーションはありません。好きなアンジェリケも買 いませんでした。でも咲いてみると、やはり基本のか たちはきれいだなあと、あらためて思いました。 今日は白いのが花壇の方で咲きました。 どちらも、花冷えというには寒すぎる寒波の中で頑 張っています。 明日は頑張って、あのひとかごのパンジーを植えよ うと思います。乞うご期待(?)。 |
イソジンくんを悼む(2001/3/27) |
昨日、イソジンくんが割れた。こっぱみじんだった。一瞬のことであまりにあっけなく、ぼんやりそ在りし日のイソジンくん の残骸をかきあつめた。信じられない思いだ。 イソジンくんは、4年前の3月23日、私たちのもとにやってきた。まだ独身だった頃、主人の誕生 日に私が贈ったものだった。それは写真のように、ブルーの花模様の鉢に植えられ、猫らしきキャ ラクターふたりが座っている、フィカス・プミラなのだった。 当時ひとり暮らしをしていた主人には、「ただいまを言う相手もいない・・・」ので、この鉢が「おかえ りぃ!」と迎えてくれるということになり、それはあのカバくんのCMにちなんで、「イソジンくん」と命 名された。そうして、イソジンくんとの日々が始まったのである。 翌年、結婚して名古屋に移り住んでからも、結婚のお祝いにもらったフラワースタンドの上にのっ かり、我が家では一番愛され、ちやほやされた。 そして3年がたち、私たちのもとで4回目の春を迎えたイソジンくん。途中、私の里帰りのために 枯れてしまい、プミラは二代目になってしまったけれど、それからも元気で頑張っていたイソジンく ん。それが、4回目の主人の誕生日が過ぎるのを待っていたかのように、あっけなく鉢を拭いてい た私の手からすべりおち、粉々に割れてしまった。ショックだった。 とりあえずプミラは素焼きの鉢に植えかえられたが、「イソジンくん」としての彼らは、もう戻らな い。プミラ、鉢、そして猫ふたりの見事なチームワークがあったからこそ、イソジンくんたりえたの だから。 とても悲しい。そして寂しい。イソジンくん、いつか君が私たちのもとに復活する日は来るのだろ うか。 |
ちいさなしあわせ―「ミルメーク」とチョコベビーの顔―(2001/3/20) |
先週のことだ。夕方のニュースを見ていたら、「ミルメーク」なる商品が紹介されていた。たまに 行く、「八事のジャスコ」の食料品売り場で売っているというので、ついつい目を奪われて真剣に見 てしまった。それは、町を行くどんな年代の人にきいても、誰もが「懐かしい!」と叫ぶモノであるら しい。実際、そのスーパーでは、お客さんの要望でその商品を置きはじめたという。その正体は、 給食の牛乳に入れて、コーヒー味にするという粉末なのであった。 その番組では、その工場まで行って取材をしていた。工場の人によれば、給食が脱脂粉乳から 牛乳に切り替わった昭和40年代、日本人の食生活では摂取しにくいカルシウムがさらにとりにく くなったことで、それに代わるものをという、栄養士たちの要望から生まれた商品だという。学校給 食で、牛乳の飲み残しが増える秋から冬が1年で一番忙しい時期なのだそうだ。それをつけると、 その日の牛乳の飲み残しはゼロ。そして今では、8種類もの味があるらしい。 私はこの「ミルメーク」が頭から離れなかった。私の住んでいた市では、学校給食の普及が遅 かったため、私は給食未体験人間なのである。給食体験のあるオットなら知っているかもと、帰っ てすぐにきいてみたが、彼もそんな商品は知らないという。名古屋の学校だけにあるのだろうか。 ナゾは深まり、次の日、三好のジャスコの出向いて、ミルメークを探した。あったあった。早速コー ヒー味を購入し、試してみた。 おいしい!!私は感激した。風味をつける粉末というものの先入観から、たいして味に期待は 持たなかったのだが、市販のコーヒー牛乳よりもあっさりと、甘味が後を引かず、コーヒーの香りも 強すぎない。ホットにしたら甘すぎるかもと思いながら試したら、これもまたあっさりとおいしい。 とにかく優しい味なのである。私はとてもしあわせな気分になった。 そして、しばらくミルメークにはまるであろうことを予感した。次はココア味かな・・・。 オットは抹茶きなこ味に興味があるそうだ。 これもまた、先週のこと。ホワイトデーだからと、オットがスーパーで私の「好きそうな」ものをいろ いろ買ってきてくれた。その中に、あの明治のお菓子「チョコベビー」があった。 特にふだんチョコベビーを食べるわけではないけれど、たまに見ると懐かしいし、うれしかった。 その日からちょっとずつ、あの俵型のチョコレートを食べていたのだったが、そのうち、すごいこと に気がついた。小さな小さな、俵型(円柱形?)のチョコの横(円の部分)に、絵が書いてあるもの が混じっているのだ。私はケースを振って、中身を見てみた。やはりある。全部のチョコにではなく、 時々、混じっているのである。よく観察してみると、絵は2種類あった。星型と、にっこりスマイル顔。 私はこの顔に、すっかりしあわせな気分になった。小さな小さなチョコに、小さな絵が描いてあると いう、小さな心づくしにほんわかした気持ちになった。今まで気付かなかったけれど、こんなちいさ なしあわせが、こんなところにあったのだ。 どなたか、ご存知でしたでしょうか。 そういうわけで、いろいろと1週間、へこんでいた気持ちがすこーしふくらんだのでした。 |
春の匂い(2001/2/28) |
桜が散るころの気温にまで上がった、先週半ばの暖かい日に、小学校に通った道を通った。 コートを着ていたら、暑いくらいの日和。雨上がりの湿った土が、お日さまに照らされて乾いていく 匂いがして、はっとした。春の匂い。深呼吸。懐かしい、懐かしい匂いだった。 それに混じって、道端の沈丁花がかすかに香る。畑で咲き乱れる白梅。この細道は、あの頃と ちっとも変わらない。一緒に帰った友達の家も、そのままそこにある。 道路に出たら、神社に沿って、歩道を歩く。この歩道の石段を、飛んで歩いた子どもの頃。神社の 梅も、ほころんでいる。これを楽しみに歩いた、幾十もの春の初め。一本の木に、紅白それぞれの 花がつく、不思議な梅の木がここにあるのだ。 通いつめた小さな市立図書館。隣接する母校。通信教育で小学校の教員免許を取得するのに、 ここで実習もさせてもらった。忘れられない先生、児童たち。思い出は深い。 帰り道、あの細道で、もうすぐこの道端に、畑に、たくさんのオオイヌノフグリやタンポポが咲きは じめるのだろうと思った。この道を歩く度に、いつもいつも、ほっとする私なのである。 |
いちごミルクのしあわせ・・・(2001/2/11) |
いちごの出まわる季節になると、毎年、うっとりする食べ方を思い出します。 それは、「いちごミルク」・・・。いちごに砂糖と牛乳をかけ、フォークでつぶして果汁を絞るようにしな がら実を食べます。そして、最後に残ったいちご味の甘い牛乳を飲むのです。この最後の段階で、 うっとりは頂点に達します。「しあわせ〜」 いつの頃からこんな食べ方を覚えたのでしょう。実家ではもったいない食べ方と非難され、私自身も 心のどこかでそう感じつつ、けれど未だにやめられません。友達にも、「いちごは素で(そのまま)食 べる!」と言われ、なんだかこんな食べ方をしている自分が悪いような気もしてきて・・・。最近では 積極的にはやりません。傷みかけている場合のみ、やることにしています。もちろん、「素で」食べる 方が断然多いです。だから、たまに食べる今では、いちごミルクは陶酔の域の食べ物です。 でもでも、「いちごスプーン」というものは、どうやって使うもの?いちごミルクのためではないのか しら? 分からないことだらけです。 誰か、いちごミルクをよく食べる、そして大好きだという人はいませんか。 |